7/23/16
プリマスでの第一日目。朝起きると、宿の人が朝食を用意してくれていました。
シンプルなフルーツとオムレツ。外にはきれいな景色が広がっています。
そこで今日の予定を立てつつ、街の歴史について聞いたりしました。こういうところがAir B&Bのいいところです。その土地にずっと住んでいる人の意見を聞くと、ガイドブックではない情報が得られます。
身支度をして、出発です。今日もコネティカットまで移動しないといけないのであまりゆっくりはしていられません。
まず、Plimouth Plantationという場所へ。ここは、ピルグリムの人たちの村を再現していて、中には当時のコスチュームにドレスアップした人たちが、当時の様子をまるで今起こっているかのように語ってくれます。
村は、インディアンのセクションと工房のセクション、そして村となっています。
まずはインディアンの村です。カヌーや調理場、寝る場所などがあります。中にはコーンの畑などもあります。
調理場では、魚、コーン、ネギ、かぼちゃなどのスープ、パンを作っていました。
寝る小屋では、革が敷き詰められたベンチのあるところにいたインディアンの血を引く案内人の方が、伝統の歌を歌ってくれました。
その後みつろうから作るろうそくの展示や、当時作られていたモルトパン、ギフトショップを通過。
いよいよ村へ入ります。映画のセットに足を踏み入れたような場所で、とてもリアルな造り。道も舗装されておらず、土埃が舞うあたりが当時の様子を具体的に表しています。
それぞれの家も事実になるべく沿って作られているらしく、住人として役者さんが説明をしてくれます。とてもリアルに古いイギリスアクセントなどを再現し、よく勉強されています。聞くと、どのようにプリマスに来たか、どんな理由でイギリスを出たか、など具体的に話してくれます。
外で裁縫をしていた方にお話しを聞いたのですが、ついサンクスギビングの歴史を聞くと、”私たちの中ではサンクスギビングは宗教上の祝日で、その年は豊作だったからインディアンと食べ物を分け合った。”とまるで最近起こった様に言われます。笑)この徹底ぶりは、役者さん達の努力とコンセプトのよさでしょう。
各家は本当に質素ですが、それぞれの造りやキッチンなどのまどりは似ています。
裏庭には作物や鶏がいて、本物の鶏が歩き回っていました。
正直期待以上の完成度の展示物だったと思います。なにより17世紀のイギリス人の暮らしがとてもよくわかりました。
帰りにギフトショップにあった、メイフラワー号のポスター、チョコレート、石のレプリカなどのお土産を買いました。
それから駆け足でメイフラワー二号へ。
ここは、レプリカの船の中へ入って当時の様子を見ることができます。ここにも役者さんの案内人がいます。
思っていたより小さな船で、ここに120人弱乗って大西洋を渡ってきたのかと思うと、当時の人たちの意思の強さを感じました。
衛生面でもそこまでよい風ではなく、本当に布団のようなものの上で雑魚寝状態。
でも、キャプテンの部屋は広々ととってありました。w
そんなこんなでばたばたのプリマス観光を済ませ、一路コネティカットへ。