ロサンゼルス日和り

東京からロサンゼルスへ、暮らし、旅、食にまつわる日々の記録

怒涛の2週間

こんにちは。

 

怒涛の2週間が過ぎ、自分の会陰の傷や尿道の痛みなども薄れ、夜もシフト制をとりいれてから、少しずつリズムができてきた気がします。

 

中でも大きな転換となったのは、ちょうど出産から14日めに一人で外出したことです。2週間とはいえ、ずっと家の中にこもって、新生児さんと一対一の状況にあったので気が張っていたのに外出してから気付きました。

 

ベビーブルース改善の為、紹介されたドクターに会いに行ったので罪悪感もなく外出でき、さらにお昼を外で食べてきてと主人に言ってもらえたので、何が食べたいか自分に聞いてみて、お寿司を食べました。一人で車の運転をすることも新鮮、一人でお寿司屋さんへ入ることもなんだかドキドキしてしまうくらい。それくらい自分の中で大きな変化があったということに気付きました。

 

歩くとまだ会陰が少し痛みますが、帰りにスーパーでちょっと買い物もできました。

もともと、一人旅であちこちふらふらしたり、自分で何かをすることにやりがいを感じやすいタイプなので、恐らく身体の自由が効かない(出産後の傷と悪露で)ことに想像以上のプレッシャーを感じていたのだと思います。それが嵩じて、周りへ頼ることの罪悪感となり、自信がなく、気弱になってしまっていたのだと思います。

 

今の時期は本当に、身体を休めて無理をしない時期。頼れるなら頼ってもいい。そんなシンプルなことが自分の中でできなかったんだと。

 

ドクターにも話したのですが、赤ちゃんを育てるって、その方法を教える大学があったら通いたいくらい分からないことだらけ。喉がぜーぜーいっていたら心配、顔を真っ赤にして泣いていたらどこか痛いのか心配、ずっと寝続けていても心配、と心配だらけです。特に自分を責めるタイプの性格のわたしは、知らないことは罪くらいに思ってしまうので、よくプレッシャーを感じます。特に赤ちゃんが寝ている時間は検索の時間。そういちいち小児科に電話する訳にもいかないし、ある程度人間の感覚を最大に研ぎ澄まして対応するのがいいのかもと思うので、結構神経張り詰めています。

 

そんな中ふと見る我が子の笑顔(新生児微笑ですがw)のかわいいこと。おおげさですが、宇宙を感じるくらいのスケールです。(2001年宇宙の旅を思い出す。)自分の頭を、いかに切り替えることが大切かようやく把握しつつ、スタート地点に立った気持ちです。