ロサンゼルス日和り

東京からロサンゼルスへ、暮らし、旅、食にまつわる日々の記録

アメリカの医療費交渉

前年度、不妊治療の副作用で両方の卵巣が急に腫れてしまって緊急入院しました。

 

で、その後2カ月近くかかって私の保険会社と病院が交渉を続けていたのですが、47,000ドルの請求が、二つの保険会社(PrimaryとSecondary)を通して、1,800ドルで最終自己負担額となりました。

 

よく請求書を見ると、保険会社が既に15,000ドルくらい払っている様子。1,800ドルでも我が家にとっては大金中の大金。これは、いろいろ調べてディスカウントできるかチャレンジしないと、と在米の方のブログやアメリカのフォーラムを読みまくりました。

 

王道のやり方ですと、医療費交渉エージェントにお願いして医療費減額をお願いする、チャリティへ申し込む、などが出ていました。でも、一部のブログには個人で交渉した方の例もありとりあえず直接交渉。

 

病院に電話したら60日までは待ってくれるとのことだったので、病院のFinancial Asssitance Departmentへ連絡を入れてみました。すると、言われたのは下記の書類を提出して、判断を仰いで、とのこと。

 

Application

カバーレター

前年度のTax returnの書類

最近の2カ月分の詳細記載のBank Statement

家賃支払いの証明書 等

 

これらを提出して、少しするとapproveされたかどうか判断されるそうです。基準としては、州のPoverty levelの200%以内の収入かどうか。

 

検討して、自分で理由を添えたカバーレターも書き、病院に提出しました。いろいろ交渉の末、現時点でapproveが出ているのは自己負担$0!

ヤッター。

 

まあ、それだけ本当に収入が低いんですが、在米の方のブログを拝見して、こういうやり方がある、などの情報があってこそのカバー率100%だと思います。

 

にしても、疲れましたー。(汗)アメリカの医療制度は奥が深くて、やっと保険制度について理解してきたと思ったらこれです。ほんとこれからトランプがオバマケアを撤廃すると動いているようですし、何かと不安です。