ロサンゼルス日和り

東京からロサンゼルスへ、暮らし、旅、食にまつわる日々の記録

これまでの経緯

前回からの続きです。

 

そんなこんなで、最初のクリニックに不信感を持ってしまってから大分不妊治療自体が
滞っていました。でも、そろそろまた治療を開始しようという事で家の近くのクリニックをまたYelpで調べました。すると、ロケーションとしては家から通いやすいSCRCというクリニックが引っかかりました。


メンタリティの面でアジア人の先生がいいと思っていたので、そこへ通うべくInitial Consultationを予約しました。

 

通常どこのクリニックも混んでいて、最初の予約自体が一カ月待つことはざらです。

そうして、最初の初診に行きました。問診と超音波による検査です。すると、思いもがけないことを言われました。

 

「少し甲状腺が腫れてるみたいだから、専門家のところへ行って診てもらって下さい。あと、(膨大な量の)血液検査を行ってもらいます。」とのこと。

 

こ、甲状腺???と目が点に。それからネットで調べに調べまくりました。
するとバセドウや橋本などたくさん書いてあります。これは、予想しておらず不妊治療のスタート地点にも立てない状況に残念な気持ちになりました。が、とりあえず甲状腺のドクターを探すことに。

 

ここから問題です。専門の医師の為どこも初診だけで非常に高額な金額を要求されます。
感覚では、話をするだけで$300-$500。もちろん私の保険は格安で、しかもPrimary Care Doctorが承認を受けるまで待機の必要があり、取り扱う場所も少なく、予約もいつとれるのか分かりません。


でも、調べれば安くやってくれるところがあるかもしれないと、家から一時間離れた場所を見つけました。早速初診の予約をとります。予約可能なのが三週間後。

 

そのほかに、血液検査の為、自分の持っている格安保険で行ってもらえる所はEast LAにあるので、そこも仕事の合間をぬって行く必要があります。(不妊治療クリニックでその検査をすると多分金額がすごい事になったので)

 

フルタイムで仕事をしながらの病院は本当に気を使うので、何とか午前中だけの休みで
甲状腺の医師の元へ。(インド人の方でした。)でもそこはPPOの保険のみの扱いで、今日は血液検査以外の対応はできないときっぱり。簡単な見解だけでも欲しい、と言うも大丈夫なんじゃない?の一言。触ったり問診もなし。(そして、そこで$80出した血液検査の結果はその後到着すらしませんでした。)手ぶらで帰る訳にいかず、そんなに言うならと渡されたのは、24時間の自宅で行う尿採取によるヨウ素取り込み検査のキット。50mgのヨウ素を飲んで24時間尿採取をし、自分でVialに移し、labに郵送するというもの。それをもらって帰ってくる途中、この国の医療体制と自分の医師の選択に落ち込む。。。

 

そして、血液検査。Vial 5-6本に及ぶ血液採取後、大変だったことは結果の入手。
一部の結果は不妊クリニックに直接送られていたのでよかったのですが、
他の部分が時間がかかっていた模様。というのも、私のPrimary Care Doctorに
最初送ってから、私の手元に来るそうで。

 

やっと入手して、その結果を不妊クリニックの先生へFAXしたら、今度は不妊クリニックのFAXマシーンの不調。。。何度送っても届きません。理由を聞くと、クリニックで電話回線の工事をしていたそうで予約の電話なども全然つながらない様でした。

 

続く。