ロサンゼルス日和り

東京からロサンゼルスへ、暮らし、旅、食にまつわる日々の記録

Google Expressで思う 受け手の拒否権で仕事のスタンスが変わってきた?

 

今、オンラインでGroceryを済ませる方法を検討、チャレンジ中です。

 

Amazon Freshで唯一問題だったのが、お酒が買えないこと。という訳で、何気なくみていたブログでGoogle Expressの事が書いてあったので、チャレンジしてみることに。

 

まず、Google Expressのウェブサイトへ行ってzip codeを入れます。

提携先のスーパーのリストが表示されるので、その中から買い物をしてきて欲しい

場所を指定して、カートにどんどん入れていきます。

 

 

ウィスキーが飲みたい気分だったので、ウィスキーの欄へ。

価格順で表示できます。

 

最後は自分のアカウントにログインして住所を入れて完了。当日の夜配送も可だったので、夜8時から10時の枠を指定。受け取り時にはバーコード付きのIDが必要です。(外国のパスポート等はダメ)

 

そしてデリバリー。ここで衝撃!頼んでいたビール1ケース以外のウィスキーなどが届きません。なぜ?


理由は簡単。Googleは委託で購入代行をアウトソースしていて、その人達がこの仕事を引き受けるのを拒否すれば、購入は成立しないらしいです。料金は返金。


これからは、仕事を頼む方と頼まれる方のパワーバランスが変わってくるのかもしれないなと感じました。お金を払って何かをやってもらう、という資本主義の基本概念のベースが、仕事の拒否権によって変わって来るのかもと思わされました。


お客様は神様、という古い日本の態勢の中で育った身としては、売る側の拒否権を考えるなんてことはなかったのですが、これからは供給者にNoと言われる可能性を考えてショッピングをする時代なのかも、と考えると、いい方向に進んでいるのでは?と素人ながらに考えました。