ロサンゼルス日和り

東京からロサンゼルスへ、暮らし、旅、食にまつわる日々の記録

車でoff-gridな生活をするとどうなるか。


ブッシュクラフターの中には、数多くのミニマリストがいると思います。
そもそも、物にあふれた生活を維持するために働くという考え方に反対な私は、東海岸から西海岸へ引っ越して来る際、ほとんど物を捨てて車に乗る分だけ運んで来た経緯もあり、それ以降なるべく物を多く持たないようにしています。

その結果、車で暮らす、Tiny House(小さな家)などについての情報を調べ始めたのですが、off-grid(水道、電気などが通っていない場所での生活)なキャンピングカーを持ちたいな等とよく考えたりします。(妄想なんですけどね。笑)車上生活というと、勝手に貧乏なイメージを結びつけていましが、中にはおしゃれにそんな生活を楽しむ人達もいます。

YouTubeでこんな面白いビデオを見つけたので紹介したいと思います。

このExploring Alternatives というチャンネルを運営する二人、仕事を辞めてオンラインで生活の糧を稼ぐ方法で、キャンピングカーに暮らしています。



これが、二人が暮らす車の様子。

基本的に、物に囚われた生活からの逸脱を目指し、家も処分して、旅上でかかる費用だけを稼いでいるそう。物も質のいいものをリサーチして購入して長く使う、壊れたものは直すなど、基本的なことをベースにしています。ただ、いきなり家を売った訳ではなく、2週間程オーストラリアで旅をしながら車の中で生活してみたり、さらに、6ヶ月程300 Sqftの家に引っ越し、その中でどう思ったかなどを参考にしているそう。そもそも、私もMinimal な生活に興味を持ったのは、Montanaで宿泊した最小限の物だけある小さなコテージと、一ヶ月のヨーロッパ・バックパックの旅で、小さなトランクに収まる物だけでも、結構生活できるんだなー、としみじみと実感してから。以前、学生の頃の友人でスーツケースに収まる物だけで友人の家を転々していた人もいて、そのような参考例を重ねていった結果です。

ちなみに、二人はこの車は$5000で購入したそうです。(約50万円ほど)




これは、ベッドを広げたところ。


これは、キッチンセット。




冷蔵庫代わりのクーラーボックス。




ベッドの下も収納です。車の修理用品や、キャンプ用品の収納場所。



カゴを使って本などは、そこに。



アメリカ車(Ford Gulf Stream)ということもあって、運転席が広いですね。




こんな素敵なoff-grid生活、短期的に一度やってみたい。自分でも、その生活を気に入るかどうかは分かりません。

大きな地震のリスクが常にある西海岸。似た内容を車に積んでおくだけでも災害対策としても有効かと思います。

ブッシュクラフトも、off-gridもとても原始的な考えをベースにしているところは大好きです。ただ、インターネットはないと困るなーと思います。物というよりインフォメーションには頼りっぱなしなので。笑)