ロサンゼルス日和り

東京からロサンゼルスへ、暮らし、旅、食にまつわる日々の記録

コペンハーゲン 横断列車に乗って


今朝は、コペンハーゲンからデンマークの北端スカーゲンまで電車に乗って行きます。相変わらず時差ぼけは解消しない中、朝6時ごろから目が覚めてしまい朝の空を見上げながら朝食を買いに行きました。






コンビニの数は結構あるんじゃないでしょうか。セブンイレブンのホットココアは絶品で何度もお世話になりました。





ここで、ハムとチーズのサンドイッチとココア、串焼きのようなものを買って朝食にしました。コンビニのサンドイッチは、パンがパサパサしていて日本のようなしっとり系ではないので水を飲みながら飲み込む感じでした。



この日になってコペンハーゲンは快晴。まあ、でも綺麗な街並みはどんな天気でもきれいだったのでよしとしましょう。



コペンハーゲン中央駅へ戻って来ました。ここまで来るのに、石畳を荷物を持って歩いたのがしんどく、次回からは荷物はとにかく軽くしようと決めました。



電車で食べるサンドイッチとチキンの串焼き(また!)を買って電車へ乗り込みました。




知らなかったのですが、デンマークの車両には静かに乗る車両と、多少話をしていても大丈夫な車両とが分かれていて、静かな車両に乗って座席の確保の仕方がわからず小声で話していたにも関わらず隣のおじさんから注意を受けました。勝手ですが、こういう時ジャーマン系の人たちはルールに厳しいなあ、なんて勝手に頭の中で解釈しました。笑 アメリカとは全く違うところです。



牧歌的な風景が延々と続きます。見とれてしまうくらい、平原の続く大地とかわいい農家のマッチ具合に、何枚も写真を撮ってしまいました。思ったのは、日本のように新幹線で止まる駅には街があって住宅地もあってという感じではなく、各都市に人々は集中しており、後は畑な印象。


デンマークのビール、カールスバーグの建物も途中現れました。




昼の1時過ぎにコペンハーゲンを出てやっと乗り継ぎのフレデリクスハウンという街へ到着しました。約7時間の電車の旅。相席だったこともあって、いろいろな人たちがわれわれの目の前に座っていました。特に、途中の駅から乗ってきたデンマーク人の女の子で、着席したとたんバッグからケンタッキーのようなチキンとデンマークの黒パンを取り出し食べ始め、それが終わったらクリスマスのカードを書き、そしてマニキュアを塗るという荒技を成す電車の達人もいました。笑

フレデリクスハウンで少し待つので、ここで昼に買って結局食べなかったサンドイッチとトマトのパスタのようなものをココアと食べ夕飯に。

結局スカーゲンに到着したのは、8時半頃。駅前には何もなく寒い風が吹いていたし、荷物も重かったのですがタクシーも呼ばないといけない仕組みのようで、仕方がないのでAir BandBで予約をしてあった家へ歩いて行きました。






強風の中、土地勘のない、サインも読めない場所でGoogle Mapに沿って歩いた道のりは思ったよりもずっと長く感じました。15分ほどで民家の中の一軒家に到着。大家さんは旅行に行っていていないようでした。



ここでも問題。ドアの立て付けのせいでなかなかドアが開かずまさか外で過ごすはめに?と一瞬ひやっとしましたが何とか入ることができ、一安心。中は、デンマークの色の出たとてもかわいらしいお部屋でした。

寒くて寒くてシャワーを浴びて温まりたいと思ったのですが、温水タンクの調子がよくないらしく、入って1分で水になるという何とも切ない気持ちになりつつここまで辿り着けてほっとしてベッドに入りました。