さて、博物館を後にしてストロイエと呼ばれるショッピングストリートに出ました。
ここは、いろいろな雑貨店やレストラン、洋服の店なども軒を連ね観光にはもってこいのストリートです。
ここで、デンマーク発祥の100均、TIGERを見つけました。
初めて入ってみると、全て100円ではないにしても物価の高い北欧において安い品物が並んでいます。センスもさすがおしゃれで、実用的かつディスプレイしておきたいようなモノがところせましと並んでいました。私は、ここで耳あてとアーモンドチョコレートを購入。他の店ならこれだけでも1000円くらいはとられそうなところ、300円くらいで買えて一安心。
お腹も空いたのでそろそろランチにすることにしました。ここは、ガイドブックで目星をつけておいた『シティクローエン』というレストランです。ランチは、伝統的なデンマーク料理が食べられるとあったのもあり、こちらに。ストロイエからアクセスがいいです。
店内は、緑と木目の特徴的なインテリア。椅子なども木でできた古いスタイルでどことなくかわいらしい。
私は、2種類のオープンサンドイッチを選んでみました。左はサーモンとアスパラガスのオープンサンド。左は、ニシンの酢漬けの乗ったサンドです。お味の方は、サーモンの方は上のアスパラとサーモンの新鮮さがうまくマッチしていてとても美味。左の酢漬けのニシンは、ニシンが浸かり過ぎで多少すっぱかったです。北欧は全体的に塩気も強い気がします。
こちらは、相方殿の選んだセットメニュー。これも伝統食のコンビネーションがのっています。白身魚のフライ、ローストポークやチーズの盛り合わせ、ビーツなどがありました。うらやましかったのは、この食事の方が温かかったこと。(笑)天候によって食べたいものは変わります。デンマークのビールも飲んでみましたが、とてもこっくりして味がしっかりしたビールでした。
食事をしている間にだんだん日は暮れて、3時半過ぎから夜のような感じです。帰りにストロイエを歩いて少しレゴを見学しました。たくさんのレゴ製品がありました。
宿へ戻ってもまだ7時前後。ホテルのそばのカフェに立ち寄ることにしました。コペンハーゲンは本当におしゃれなカフェがたくさんあります。
ここで、キャラメルラテを注文。普段カフェインに弱いので夜にラテを飲んだら寝れないなんてことになりますが、時差ぼけが激しく朝の4時にやっと眠れるような感じだったのでこの際いいやということで飲んでみました。コーヒーの味がしっかりしていて、美味しい。これだけ味の濃いコーヒーを出すことと、カフェの数から、デンマーク人のコーヒー消費量はなかなか多い気がします。
その後、夜のニューハウンという船などが停泊している場所へやって来ました。夜ということと寒いこともあって、人通りはさすがにまばらでした。ここらへんのレストランは、昼の間のみの営業の場所もいくつかあるようです。
夜は、しんみりして北からの風がより一層染み渡るNyhavnの景色。なかなかしっくり来ました。こんな風に開発される前は、きっと寒い船の玄関口だったのかなとノスタルジアな気持ちにも。ただ、防犯という意味でも、寒さという意味でも長く居座る感じではなかったのでさっさと退散しました。